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200906
Monday
こんにちわんわんわん安曇です。
ちょっと二、三日の間、日本から離れますよ。
その間はメール等の確認ができないのでご了承下さい。
梅雨になりましたが、今年はそんなに嫌じゃないな。何でだろう。
ttp://supercell.sc/single01/
なん・・・だと・・・?
「明日天気になあれ」
しとしと。しとしと。
雨の音が鼓膜をそっと擦ってくる。叩きつけるような激しさはなくて、ただしっとりと、土肌や葉を濡らす恵みの雨だ。ぽつりぽつりと音がからだに染み込んでいく。ひっそりと濡れて、蝸牛のように体を丸める。湿気を含んだ空気はとても生温い。極上の質感を伴って、人肌のように包んでくれるそれには、藺草の匂いが濃く染み付いていた。篭もるような青臭さは、朝窓から差し込む光のように、夏の隙間から気だるい体にまろびいるのだ。
畳部屋なんて、今時はすごく珍しい。興味を惹かれて寝転んでみれば、ついうとうとと船をこいでしまう。眠りの波間にさ迷う意識の小舟は、川を流れ下っていく一枚の葉舟と同じだ。流れに逆らうのは難しい。睡魔に揉まれて、心と体が乖離してしまったかのように、五感が遠のいていくのをぼうっと眺めている。低かったり高かったりするところで、眺めている。
――あれ、寝てるの?
声が遠い。でも聞こえる。でもわからない。薄い皮膜の向こうから聞こえる声みたいだった。少しくぐもったその声は、さあさあと響いて、雨音みたいだと思った。
――うん。ちょっと前までは、みんな起きてたんだけど。
――もう、折角の遠出なのに、何なのよこれ。雨だし、寝てるし。
ああ、ごめんなさい。そう謝ったつもりだけど、感覚が鈍くて、きちんと発声できたのかはあやふやだ。唇から抜ける吐息がさざなみに消えていく。
――し。起きちゃうから、ね? 多分、疲れてるんじゃないかな。
――戦士の休息ってやつ? まあ、いいけど。起きたら文句の一つでも言ってやるんだから。
素っ気無い言葉と一緒に、ふわ、と柔らかいものが腹部を覆う。その正体はわからないが、ただただ、その温もりと優しさに幸せが溢れる。眠りの水はどこまでも広がって、その優しさも一緒に飲み込んでしまうから、溺れそうになった。既に溺れた体に追いつこうと、意識は浚われて、やがて海にたどりつく。あちらへこちらへと揺れる水面に、雨が降る。
――雨、止むかしら。
――止まなくてもいいかな。
――そうね。もう少し降ってても、いいかもね。
しとしと。ざあざあ。雨は降る。
胸の内を浚って洗って、恵みの雨が、輝いている。
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直書きすればいいってもんじゃないですねサーセン。
ほいじゃ、行ってきま。
直書き祭り開催ですか?流石です!
パソコンがご臨終されたのでメールが遅れるかも知れませんが!
必ずやメールをしますので、どうか!わたくしめにチャンスを!
殿ー!
ギザミは案外簡単に倒せますよー。
攻撃力は強いですががが。
Xリンク繋ぐ予定なので、行けるようになったら一緒に行きましょう!狩りに!