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200906
Friday
意訳 : 眠れない夜の暇つぶし。
おはようございます。
こう、自分の作品を解説するのって、かなり手前味噌ですよね。
でもいいんだ。
イベントから一ヶ月以上経ちますし、もう色々解禁してもいいかなーと。
というわけで解説するョ。
激しくネタバレしてるし、「実はこういうことでした」みたいなのが嫌な方は読まない方が良いです。
逆に、中身知らないけど解説読んで読みたくなったって人はメールくd(ry
思いついた事から書いているので順序がばらばらです。
それでは、以下、「オレンジラビリンス」解説。
オレンジラビリンス解説
*時系列
メルトダウンの少し後。10月の半ばくらい。中間考査の時期。
(メルトダウン→オレンジラビリンス→公式(sts)→ポーカーフェイス→?)って感じ。
設定は勿論、捏造大車輪でご都合主義全開。
*タイトル「オレンジラビリンス」
直訳すると「橙色の迷宮」。本文では「黄昏迷宮」。読み方はおんなじで。
敵役オレンジのレアスキルがこの名前ですね。
*「いつかみた、ゆめのはなし〜」
「狼男」「フロイト」でぐぐってみよう。
ベースはそれです。
*オレンジと狼
同一人物です。そう読み取れる人は一体何人いるのだろう。
元々はひとつの精神だったのだけど、強烈なストレスにより分割。マイナスの塊がオレンジ、プラスの塊が狼。
二重人格とはまた別と言うか・・・マンガとかでよく、キャラクターが選択を迫られた時に「自分の中の天使と悪魔が喧嘩する」みたいな表現があるじゃないですか。あんな感じ。
つまりオレンジは自分のことが嫌いだったということですね。
リンカーコア(精神)内ではオレンジの方が上位だったので、狼の行動は一部制限がかかってます。このへんは公式(As)で出てくる、闇の書の意思と管理者権限がモチーフ。
*はやての攻撃
オレンジのリンカーコア内に満ちていたのは勿論オレンジの魔力なので、他者は内部での魔力行使が出来ませんでした。
え?じゃあ何でバリアジャケットはそのままだったのかって?・・・なんでだろう。(おい。
この辺はもうご都合主義極まってます。
(二つの異なる魔力はそれぞれが独立していて混じったり取り込まれたりすることはない云々・・・イメージ的には水と油。詳しい事なんて説明できないので力技で流しました。)
で、話を戻すと。
それなのに、何故はやてが後半は魔法を使えたかと言うと、オレンジと同一の狼が魔力を譲ってくれたから。
でも、狼が自由にできる魔力量はオレンジに比べて遥かに少ないので、はやても魔法をばかすか使える訳ではありませんでした。
・ジャケットパージ→目眩まし代わりに。なのはwikiより。
・インパクトキャノン→なのはwikiより。ヴィヴィオが使ってるらしいよ。近接戦闘のはやてを書きたかったからです。
・何か書いてた奴→分割したウィルスプログラム。オレンジの魔力運用が起爆剤でした。
(コンピュータウィルスとか詳しいことはよく知りませんが、ひとつのウィルスプログラムをいくつかに分割して送信、単体では害のないそれらが、何らかのアクションによって一気に組みあがり効果発動!みたいなこともできるんじゃないかな、と。完璧に想像です)
・投げ技→袖釣り込み腰。この為に柔道の動画を漁った。近接戦闘のはや(略。
はやてはケンカ能力は高そうだけど、もともとの戦闘力がないっぽいから、殴る蹴るより相手の力を利用できる投げ技で決めてもらいました。
*オレンジの魔法
ミッド式円形魔法陣の描写をしています。色は赤。燃えるような夕焼け色。
さらっと流されてますが、SSSランクです。
「SSSなんて、話には聞くけど誰も見たことのないツチノコ的存在」(はやて談)
っていうことを作中に入れたかったんだけど蛇足ですよね。
闇の書に取り込まれたフェイトが夢を見ていたように、他者の精神に干渉できるのがオレンジの稀少技能「黄昏迷宮」です。
違うのは現実に肉体が置き去りなことと、見る夢は決して幸せではないことと、能力者がその内側にいることかな。
黄昏って、どこか懐かしいとかノスタルジックなものを感じるわけで、「黄昏迷宮」の由来はそこからきています。
本来はリンカーコア内に入り込んでしまった全員が夢に囚われてしまうのですが、オレンジの意識がはやてに向いていたので、フェイトやリィンは無事でした。あれ・・・?でも、稀少技能って、ベルカ式にしか・・・?
ちなみにオレンジ本人は既に死んでいて、残留思念的なものだけが残っていた、というわけです。
迷子になっていたのはオレンジの方でした。
*オレンジとはやて
オレンジははやての五年前の情報を手に入れてますが、それからのデータが上書きされてません。
なので、少なくとも五年程前に施設は機能停止していた可能性が高い、と。
おそらくオレンジが死んだのもその辺り。
ではそもそも、何故オレンジがはやてのことを知っていたのか。
それもまぁ、回収するかわからない伏線のひとつということで・・・。
はやてがオレンジを倒せたのは、運よく奇襲が成功したから→つまりオレンジがそこまで戦闘に関して熟練していなかった、という点に尽きます。
オレンジは単純な魔力量だけで既にSSSランク認定されている設定です。ランクと比較すればその戦闘力云々はもの凄く低いという。
ランクだけで強さが左右されるわけではないですが・・・
はやては「オレンジを救うことで幼少時の自分(ヴォルケンに出会う前)を慰撫する、思いを昇華する」という事を無意識に考えてます。
昔の自分があったから今があるんだ、とは素直に割り切れていません。
だから、出来ればオレンジを傷付ける事無く穏便に脱出したかった。
でも結局、はやてが現実に帰るためには、オレンジを倒すことしか選択肢がありませんでした。
オレンジがそう望んだのも大きいですね。
*科研
「科学技術捜査研究部」の略。勿論実在しないョ。
日本で言う科捜研と思っていただければ問題なし。
*オレンジの死に際
あれ?どっかで見たことあるような?って思った人は安曇と友達になりましょう。
何でかこうなりました。
*クロノとなのは何してたん?
え、えぇと・・・多分なのはさんは突っ込みたかったんだけど、クロノ君が頑張ってそれをなだめていたと思います。
*ヴォルケンは?
え、えぇと・・・有給・・・いやごめん嘘!
時間があればヴォルケンとか周りの人も書きたかったけど、その時の安曇にはリィンが精一杯でした。
*で、結局どういう事件だったの?
そもそも、SSSランク相当の魔力が管理外世界に存在すること自体、管理局にとっては非常事態なんじゃないかなぁー。多分きっとそうだよね。
色々と調べてみた結果、管理世界には魔法体系が確立しているけど管理外世界は必ずしもそうではない、という解釈をしました。
ということで、舞台である58管理外世界に魔力素は存在するが、それをエネルギーとして行使するインフラは無い設定です。
そんなところに超高圧魔力空間が五年間も放っておかれていたってことは、管理局の単なる怠慢か意図的な放置かどちらかしか有り得ない、とクロノやはやてが胡散臭く思っていたのはその部分。
後者であった場合、(クロノはともかく)三人娘に直で要請が下ることは何らかの意図が絡んでいると考えるのが妥当。
そういうバックグラウンドも、回収できるかわかんない伏線のひとつ。
以上が設定、みたいなもので。
以下はその他。
*三題噺
もともとは某氏から頂いたテーマから生まれた話です。まぁ、とっぺいさんなんですけど。
「ウェアウォルフ」
→人狼。人語を介する狼ということで解釈。あとは精神医学の話もちょっぴり拝借。
オレンジのリンカーコアは衛星の満ち欠けに関係してました。おっきくなったり小さくなったり。
「十三夜」
→満月の一歩手前の月。死ぬ間際のオレンジとか、満ちたら欠けるだけとか、そんな感じ。
「雪」
→雪って言ったらはやてでしょ。なんて八神スキーの単純な思考回路。要所要所で雪っぽい表現が出てる・・・はず・・・
*「なにかが、ないている」
「泣く」と「鳴く」のダブルミーニング。
っていうか、〜の部分が後々の〜っていう文に係って、とかいう話をするとウザさにキリがないから止めときます。
いや、もう既にこの記事はウザさで一杯なわけですが。
今更か。
*狼のイメージ
もの/のけ/姫の山犬を想像していただければ。子供たちの方。
*p31、p32「あの日見た〜」
文中で所々挿入される夢の記述は全部オレンジのものですが、ここだけ唯一、はやての見た夢と被ってます。(夢の内容はサウンドステージより想像)
二人の結末も示唆してます。
*ジャケットパージ
上着だけジャケットパージさせたのは目眩ましでもあるんですが・・・
それ以上に、上半身のみインナーのはやてが見たかったから。(どーん)
こちらの方がそれを表現して下さって、モニタの前で悶絶した。
*書きたかったこと
書きたかったのは、
・不利な近接戦闘を強いられるはやて
・はやてが(現実はどうであれ実感として)人を殺す
・過去の自分と相対する。それを振り切る。
ですかね。
「本来、最良の対処法があるはずなのに、自分の未熟さ故にそれを選べない悔しさを経験する」・・・つまりはやての「挫折」が書きたかったとか、そんなわけで。
あとは「ケンカはここ(頭)ですんねん。覚えとき」って台詞とか、フェイトの膝枕とか・・・凄く細かくなるので割愛。
*執筆中に聞いてた曲
安曇は良く歌とか聴きながら書きます。
無音でもいいけど日中に書くと生活音が気になるので、音楽の方が集中力高まるし。
・坂/本真/綾
・D/o A/s Inf/inity
・大/神 サウンドトラック
・彼/氏彼/女の/事/情 サウンドトラック
・攻/殻機/動隊 サウンドトラック
・歌/うキッ/チン ネトラジ音源
最後だけ浮いてますね。
ともあれ、内容がシリアスだったので、それっぽい曲しか聴いてないです。
なるべく雰囲気に合うようなものを一曲リピートして、飽きたらまた別の曲、って流れでした。
ちなみに上記のサントラはお勧めです。
大/神はゲームミュージックと侮るなかれ。効果音も収録してディスク五枚組というまさに神業。
そういえばクロ/ノク/ロスもサントラ持ってたんだけど、売ってしまってもう手元にない。
話が逸れた。
*蛇足の蛇足
イベント前にイメージボード?的なものを作りましたが(結局使わなかったけど)
もし自分に画才があったなら、凄く描いてみたいワンシーンというかイメージがあって、それができない自分が悔やまれました。←自分自身でテーマを追体験
つくづく絵師さんを尊敬します・・・
*蛇足の蛇足の蛇足
通販を始めようとした辺りで一回ちゃんと読み返した時、誤字脱字の多さに愕然としました。
執筆中あんだけ読み返したのに・・・
そして更に、そもそもの書式設定が明らかに38文字×17行になっていて、死にたくなりました。
普通の文庫と同じ体にしたはずなのに・・・
あと他にも色々ミスしてるんですけど、時既に遅しだったので、見て見ぬ振りをしました。
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と、こんなところでしょうか。
解説という名の言い訳みたいですね。見苦しい!否定しない!
長過ぎましたが、安曇的には結構満足。そろそろ眠くなってきたし。
これに連なる長編の予定は今のところありません。伏線は張りっぱなしで放置。
お付き合い下さった方々ありがとうございましたー。
がっつりネタバレでした。
こんな感じで、たまに自作の解説を試みるやも知れません。完全な自慰です本当にありがとうございます。
とは言っても、長編でもない限り二次創作の解説はやらない気がする。
今のところ解説欲求があるのは、飼育に書いた娘。小説くらいか。
そんなの誰が読むんだっていう突っ込み待ち、ということでひとつ。
はっ初めまして、梅雨です。
実は前から安曇さんフェイはや、読んでました。
なのトラは行けなかったのですがお疲れ様です。オレンジラビリンス読んで見たかったです…切実に。
まだ通販で残っているぞ!みたいな感じならチキンハートの梅雨に通販のチャンスを!
パソコンが今壊れてるのでコメントからすみません。
モンハン私もやってますが村クエをこなして行って、装備を集めれば良いですよ!
長々とすみませんでした。
マイペースに頑張って下さい。 by梅雨